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ボディーガードマニュアル(第2回)

CCTTプロテクションオフィサー訓練

ボディガード・身辺警護・要人警護・SPを目指す方のための…

“BODYGUARD'S MANUAL”
 presented by CCTT & IBA

今号の目次
1.ボディーガードという仕事
2.ボディーガードのイメージと実際
3.ボディーガード専門用語

1.ボディーガードという仕事

日本には、警備業法という法律があり、民間の警備業務は大きく4つに
分けられる。
 1号警備:施設警備(常駐警備,機械警備)
 2号警備:雑踏警備(交通誘導,イベント警備)
 3号警備:貴重品輸送警備(現金輸送,核燃料輸送)
 4号警備:身辺警備(身辺警護,要人警護)
の4つである。
当然ボディーガードは4号警備にあたるが、実際には、他号警備の
ような業務を行わなければならないことも多い。つまり、すべての
警備業務の技術と知識が必要なのである。
しかし、まさに目の前で危険が起こる可能性が高い状況や、直接
「人」を守るという意味では、他号警備よりもさらに高度な技術や
知識が必要で、厳しい反復訓練も必要となってくる。
さらに、警備対象が「人」である特性から、警護員自身の人間性や
一般社会常識なども、その仕事の中で大きく影響してくるのである。

2.ボディーガードのイメージと実際

ボディーガードというと、危険が目の前に現れた際に、警備対象者の
前に飛び出して体を張り、盾となる勇敢な人物を思い描く人が多い
ようだが、これはハリウッド映画の1シーンで、実際の業務はこれと
かなり異なる。もちろん、そのような状況に陥ってしまうこともある
かもしれないが、実はその時点でボディーガードとしては失格なので
ある。実際のボディーガードの仕事とは、「予測できないことを予測し、
会社や家族の中に溶け込み、そしてすべての起こりうる問題を事前に
察知して準備する。」(B.Mares著「Executive Protection」より)
ものなのである。

3.ボディーガード専門用語

日本では、一般的に身辺警護や要人警護を行う人を、「警護員」や
「ボディーガード」などと呼ぶことが多い。ちなみに、「SP」は
民間ボディーガードとは違う。「SP(Security Police)」とは、警察の
警護官のみを表す言葉で、民間警備会社の警護員はSPとは呼ばない。

世界にも様々なボディーガードの呼び名がある。一例を挙げてみよう。
Personal Protection,Executive Protection,PSD,CP,BG,
Personal Security,VIP Security,VIP Protection,Royal Protection,
Dignitary Protection,Witness Protection,Guardian del Corpo,
livvagt,Garde du Corps,liv vagt,Henkilösuojelun,Henkivartija,
Guardaespaldas,Tabbach,Nasc Nia,lijfwacht,Coimeadai,Haras...

読めるものから、発音すらわからないものまで、その数はとても多い。
ここでは、わかりやすくするため、あえて「ボディーガード」という
言葉を使用していくが、大切なのは呼び名ではない。どのような仕事を
するか、である。

同じように、警備対象者の呼び名もいくつかある。「警備対象者」
「警護対象者」「マルタイ」「プリンシパル」「VIP」など…。
警備対象者を「クライアント」と呼ぶボディーガードもいるようだが、
正確にはこれは間違いである。クライアントとは、「依頼者」のことで、
常に、警備対象者と同一人物であるとは限らない。例えば、ある映画
配給会社があなたに、来日する有名人の警護を依頼したとしよう。
この場合、警備対象者はその有名人で、クライアント(依頼者)は、
映画配給会社である。
民間では、クライアントが警備対象者であることもある。誰かに命を
狙われているから、自分を守ってもらいたい、というような依頼の場合、
クライアント=警備対象者である。
通常、警備対象者は「プリンシパル」や「プロテクティー」と呼ばれる。
ここでは、わかりやすくするため、日本語の「警備対象者」を使うことに
する。ボディーガードの世界には、プリンシパルなどの用語以外にも、
かなりの数の専門用語があるが、それらは追々説明していこう。


次号に続く…


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本記事は、IBA(国際ボディーガード協会)日本代表で、株式会社CCTT代表取締役,
ARMS SECURITY社主席董事の、小山内秀友(おさないひでと)が執筆しております。
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本記事は、IBA(国際ボディーガード協会)並びにイスラエルSITAL INT'L社,
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