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ボディーガードマニュアル(第16回)

IBAボディーガード訓練

ボディガード・身辺警護・要人警護・SPを目指す方のための…

“BODYGUARD'S MANUAL”
 presented by CCTT & IBA

今号の目次
1.ポジション&チームぁ孱劭咤圈
2.ポジション&チームァ屬修梁召離繊璽燹

1.ポジション&チームぁ孱劭咤圈

ボディーガードのチームの中で、主に、警備対象者の私邸等を専門に警備
するチームを、「RST」(アールエスティー:Residential Security
Team
)と呼ぶ。警備対象者がその建物にいる間はもちろんのこと、不在の
際であっても、建物及びその周辺の安全確認や来訪者のチェック,郵便物の
チェック,セキュリティーカメラのモニタリング等を行う。脅威が発生する
可能性の高い場合、例えば、私邸の中にオペレーションルームを設置し、
警備員が、全てのセキュリティーカメラ,センサー等のモニタリングをしつ
つ、来訪者への応対,届いた郵便物のチェック,必要に応じてK9(犬)を
使っての巡回警備等を実施する。警備の内容については、警備対象者や警備
対象建物の危険度によって、適正なものを選択する。また、RSTが、警備
対象者のオフィスを警備することもある。入口付近等における常駐立哨警備
や座哨警備,建物内の巡回警備以外にも、クレーム対応や暴力団対処,災害
対策のために、危機管理アドバイザー,危機管理責任者として総務部等に
所属する場合などもある。RSTで留意すべきポイントは、守るべき対象が
「物」ではない、という点である。間接的に「物」を守っているかもしれ
ないが、警備の真の目的は、「人」の警備である。これを間違えてはなら
ない。身辺警護業務において、「空気が変わる瞬間」は危険である。建物の
中から外に出た瞬間,外から中に入る瞬間,車に乗る瞬間,降りる瞬間等
である。しかしこれは、「建物や車が安全である」という前提での話しで
ある。緊急時、せっかく建物の中で逃げ込んでも、そこに安全がなければ
この現場回避行動は意味がない。RSTは、「確実に安全な空間を作り、
それを維持し、警備対象者を招き入れる。」という身辺警護における重要な
役割を担っているのである。


2.ポジション&チームァ屬修梁召離繊璽燹

ボディーガードのチームには、他にも以下のようなものがある。
A)ビークルセクション(モバイルチーム)
 車両の運転,管理,ビークルサーチ(車両点検)等を専門に行うチーム
B)QRF(Quick Response Force)/CAT(Counter Assault Team)
 危険地域での警備や重要人物の警備等で、武器を所持して有事に備える
 チーム
C)CST(Counter Sniper Team)
 RST等において、特に狙撃への脅威に対処するためのチーム
D)MEDIC
 襲撃による負傷だけでなく、急な病気や怪我等にも対応できる、医療班
 のことで、米国大統領移動の際の警備では、車内での手術まで可能な
 救急車両と、ドクター等が同行している。
E)その他
 上記にも、いくつかのチームやポジション,役割等があるが、例えば、
 ESD(盗聴器等の監視機器の総称)や遠隔操作式のIED(爆発物)等に
 対処するため、妨害電波を出す特殊な機材を積んだ車両で移動する
 チーム等もある。
 また、米国大統領等の警備レベルでは、地元警察や軍等からも応援が
 かけつけ、緻密な警備計画の基、大規模な警備体制が作られていく。

次号に続く…


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本記事は、IBA(国際ボディーガード協会)日本代表で、株式会社CCTT代表取締役,
ARMS SECURITY社主席董事の、小山内秀友(おさないひでと)が執筆しております。
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