IBA JAPAN OFFICIAL BLOG

国際ボディーガード協会日本支部 オフィシャルブログ
Administered by CCTT INC.


<< ボディーガードマニュアル(第16回) | main | ボディーガードマニュアル(第18回) >>



ボディーガードマニュアル(第17回)

IBAボディーガード訓練
日本での第1回IBAボディーガード訓練修了式の様子

ボディガード・身辺警護・要人警護・SPを目指す方のための…

“BODYGUARD'S MANUAL”
 presented by CCTT & IBA

今号の目次
・ボディーガードという仕事に就く、ということ

ボディーガードという仕事に就く、ということ

「なぜ、ボディーガードという仕事を選んだのですか?」

以前、出演したテレビ番組のプロデューサーから、このような質問された
ことがある。少しマニュアル的な話しからそれるが、「ボディーガードと
いう仕事に就く」ということについて、説明しておきたいと思う。

ボディーガードという仕事をしていると、「どのくらいの報酬をもらって、
命をかけているのか?」と質問されることがある。もしあなたが、お金の
ためだけにボディーガードになろうと思うのなら、やめた方が良い。なぜ
なら、どんなに大金を積まれても、他人のために命をかける価値には相当
しないからだ。諸外国に比べ、ボディーガードの需要がまだまだ少ない日本
では、その認知度も低く、報酬も少ない。恐らく、もっと安全で、もっと
稼げる仕事があるはずだ。また、警備対象者の中には、狙われて当たり前
と思われることをしている人や、守る価値などないのではないか、と思って
しまう人などもいる。お金のためだけに、そのような人たちのために命は
かけられない。

では何のためにボディーガードという仕事をするのか。

理由は人によって異なると思うが、報酬以外では、恐らく「やりがい」や
「生きがい」、「生きているという実感」「自分が今存在していることの
証」「警備対象者からの感謝の言葉」「仲間との出会いや友情」「人のため
に出来る仕事」などだと思う。以前、私がある著名人を警護した際、一緒に
仕事をした、元ユーゴスラビア軍特殊部隊員で、ハリウッドスターの専属
警護をしていたN氏は、最後の別れ際、私にこう言った。
「我々は、ボディーガードという同じ目的のために働く仲間だ。時に、
ボディーガードは孤独な仕事だ。しかし、世界中に仲間がいる。皆、世界に
散ってはいるが、我々は、いつも固い友情で結ばれている。たとえ、世界の
裏側であろうと、もし、我々の仲間のうちの一人が困っていたら、すぐに
駆けつけて、皆で力を合わせて助けてあげようじゃないか。それが、国際
ボディーガードのネットワークだ。お前もそのうちの一人だということを
いつも忘れるなよ。お前は独りじゃない。」
こう言って、堅く握手をしてきた。この時私は、少ない報酬であろうと、
気に入らない警備対象者であろうと、彼や世界中の仲間たちのために、この
仕事を続けようと決意した。また、彼らの一員として、恥じることのない、
立派なボディーガードになろうという意志を持った。これが、その後の私を
作り上げている。その後彼とは会っていない。しかし、つい最近、彼もまた
私と同じ、IBA(国際ボディーガード協会)の一員であることがわかった。

「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」
(聖書より)

次号に続く…


---
本記事は、IBA(国際ボディーガード協会)日本代表で、株式会社CCTT代表取締役,
ARMS SECURITY社主席董事の、小山内秀友(おさないひでと)が執筆しております。
本ブログ掲載記事の著作権は全て、株式会社CCTTに属します。リンクフリーですが、
無断コピー,他ブログへの掲載,無断使用や公開等は全て禁じます。
本記事は、IBA(国際ボディーガード協会)ならびにイスラエルSITAL INT'L社,
CAERUS社,香港ARMS SECURITY社の協力のもと、製作されております。


CCTTの身辺警護・要人警護サービス,
プロテクションオフィサー(ボディーガード)訓練へのお問い合わせは…

http://www.cctt.cc/


 Copyright(C) CCTT Inc. & IBA JAPAN. All rights reserved.

posted by IBA JAPAN/CCTT INC. 19:17comments(0)trackbacks(0)


この記事に対するコメント











この記事のトラックバックURL
http://blog.cctt.cc/trackback/660655